4月2011

オーケストラ

わたしは、子供の頃よりクラシック音楽を聴く機会が多かったので、今でも好きで聴いています。

芸術を単純に良い悪いで評価することは困難だと思います。しかし明らかにレベルの違いを感じることもあります。本場ヨーロッパのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団や、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などの演奏は、やはりハイレベルの調和を感じます。しかし、内情はみんな仲良しだけでは上手くいかないようです。

国際的評価の高いオーケストラの特徴をある指揮者のインタビューで見たことがあります。

「みんな仲間であることは間違いない、しかし隣の楽員は最大のライバルであり、競争相手であることも事実である」

同じ楽団に所属していても、それぞれが自分の技術を磨き続けなければ、自らの存続自体に危機を感じてしまうほどの緊張感と、それでも同じ作品を高い次元で調和させる目的意識を共有していることが、一流オーケストラの共通点であるとのことです。

全く企業活動にも当てはまると思います。

最近の読書

最近、わたくしが小学生だったころ(今から35年前くらいでしょうか!)に出版されたある新聞記者が書いた書物を読んでいます。

そのなかには、複数の登場人物が様々な考え方をもって意見を戦わせる場面が描かれています。

何故か非常に面白く読めています。

現在、流通している情報の多くは、現代の常識をベースに創られているんだなぁ~、と古き書物を読むことで感じています。(常識といっても一言では片付きませんが、今まで受けてきた教育や経済環境、テクノロジーや自然環境などからくる、無意識に享受している大きなものと解釈ください)

30年以上前に書かれたその本からも、当時の常識であったろう日常が滲みでてきているのを感じます。当時の日本という国の雰囲気みたいなものがとても面白く感じるとともに、現在との大きな隔たりに新鮮味とこの年月から得たものと失ったものを感じます。

 

桜は今年も変わらず咲いていますね。

必要な情報が手に入らない

巨大地震の後、今まで当たり前のように得ることの出来た情報、

今回、それらを入手すること自体に多くの混乱が生じました。

一昨日(4月11日)の朝起った大きな余震時、私は東京都内のある地下鉄車内におりました。その瞬間、車内や駅ホームにいる多くの人がスマートフォンや携帯電話を一斉に操作し始めました。私もその一人です。携帯のアンテナ自体はフル表示をしていましたが、全く通信をすることが出来ませんでした。携帯各社は、非常時に通信規制をするようですが、地下鉄が緊急停車をした直後、多くの人が反射的に携帯端末を操作した様はやはり異様な光景でありました。

非日常的な事象が起った時、人間は生きるための正しい情報を得たいという本能を持っているのだと思います。家族の無事や親しい友人達の状況確認、地震時であれば震源地の情報や津波の可能性など、次の行動への指針となる情報を出来るだけ速やかに得たいと思うのは当然といえるでしょう。

東北被災地における情報入手の困難さ、そしてそれに伴う精神的負担の大きさは、はかり知れないものがあると痛感した次第です。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 経営ブログ 中小企業社長へ